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手法ありきの発想

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最近、「動画をつくりたいんだけど」という相談がよく舞い込むようになった。

実は、20年前くらいにレースのビデオを撮影・制作して販売したことがあるのだが、
今のクライアントがそんなことを知ってるはずもなく、なんでだろうと思ったら、
どうもそういうことを推奨している人(会)がいるらしい。

そんなときは、「動画で何を伝えたいんですか?」と聞くようにしている。

すると、意外と目的が不明確なことが多い。
他がまだやっていないからとか、新しい手法だからとか…
完全に手段が目的になってしまっている。(苦笑)

伝えたいことが、動画でなければ表現できないならまだしも、
そうでなければ、まず、手法に捕らわれず、
「伝わる」方法から考えたほうがいい。

動画撮影は静止画撮影より難しいし、
ダラダラと未編集の映像をアップするのは、
サーバーにも見る側にも負担を与える。

最近ではコンデジにも動画機能があるので、気楽に動画が撮影できるが、
不特定多数に興味を持ってもらい、最後まで見てもらうのは、
かなりの企画力と撮影スキル、そして編集力が必要になる。

その一方で、プロに頼むと作り込みが嘘っぽさにつながって、
小さな工務店の表現には合わないものになる可能性もある。

動画の可能性を否定するつもりはないが、
手法ありきでなく、「伝えたいことはなにか」「伝えたい人は誰か」を
しっかり考えたうえで採用すべきだろう。




動画に可能性があるとしたら、

1.しくみをわかりやすく表現した実験の映像 「論より証拠」

  断熱材などの効果などの比較実験。
  パッシブソーラーの効果などを、温度計で測っている様子など。

  時間の経過で効果に変化が出るものには動画は効果的。

2.スタッフ・会社紹介 「表情を感じてもらう」

  いきいきした表情が見せられればという条件付きだが。
  NGテイクも入れると、本当の姿が垣間見られておもしろいかも。

3.現場レポート

  こだわりのポイントなどを追って紹介。
  一般ユーザーが知らないことを解説、映像で証明し、
  「へぇ〜」という心理を生み出せたらOK。

あたりになるだろう。

逆に難しいのは、

1.ユーザー取材

  ホントに本人が話しているんだという信頼をあげるにはいいかもしれないが、
  話がうまい人でないと、途中で聞くのがイヤになる。
  その点では、インタビューアの力量も問われる。

あと、ヘタに編集しすぎなことも重要。
編集ソフト買うと、ついついいろんなエフェクト掛けたくなるが
やりすぎは自己満足にしかならないので要注意。

あとは、どう使うか。

ホームページにアップする、YOU TUBEにアップする、見学会で流すといった
使い方(誰に伝えたいか)を想定すること。

動画云々というより、SEMとして考えて、
ユーザーの興味に動画で応えるという発想はアリだと思う。
by adsan | 2009-03-31 11:52 | 販促小ネタ集


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