来週末に見学会を開催するnarrativeさんの物件です。前エントリーの水彩パースの家です。薪ストーブと図書館のような大きな書棚、デッキにはぶどう棚もあり、休日は家でのんびり過ごしてしまいそうな住まいに仕上がっていました。
見学会のチラシをつくる場合、なかなか当該物件の写真を使えない場合が多いですが、ウチの場合、ぎりぎりのスケジュールを組み、なんとかその物件の写真を使えるように段取りしています。外観は外構が間に合わないので竣工後の雰囲気が伝わる「絵」で表現します。
この日も朝いち新幹線で現地入りし、撮影してとんぼ帰りでデザイナーに指示、木曜撮影で翌木曜に折込センターに納品という日程で現在進行しています。
地元ではないところだと移動や輸送のロスもあるのでけっこうたいへんですが、「この物件を見たい」という思いを作り出せれば、お客さんのアクションにつながりますから、ここは労を惜しまずやっています。
たかがチラシ、そんなムリしなくても「できあい」のものを使えばいいかもしれませんが、「他社のチラシを借用したけど、うまくいかなかった」という声を聞くのも事実。やはり、「伝えたい」ことが違う以上、いくらきれいな写真やかっこいいデザインを真似てもうまくいくはずがありません。仮に集客できたとしても、自社の家づくりと合うかは疑問です。
チラシだけでなく、ホームページや名刺、現場シートなどすべてですが、自分たちを正直に表したもの「纏う」ことはとても大切なことだと考えています。