見学会や引き渡し前の撮影用に、持ち運びが便利で絵になる椅子がないかと探していたところ、とある方から、地元浜松の椅子メーカーさんの手頃な折りたたみ椅子を紹介していただきました。
その名も
「浜松の折りたたみ椅子」。
家具職人がこだわってひとつひとつ手作りしています。
一瞬、ちゃんと開いていない(というか、開きすぎ?)と思えるフォルムですが、これで正解。小さく見せるための工夫だそうで、確かにかわいらしい佇まいです。実際に座ってみても全然不安定ではなく、適度な背もたれの角度と相まって寛いで座っていられます。
手作りだけあって各部のディテールも凝っており、可動部は削りだしという懲りようです。素材は木目が美しいホワイトアッシュ材を使用しており、通常は塗装仕上げなんですが、今回無垢の木の家に合うように「柿渋」で仕上げてもらいました。なかなかいい風合いで経年変化が愉しみです。座面と背面は、耐候性に優れたサンブレラという布を使用していますので、屋外での使用も可能です。
クライアントに紹介したところ、「ウチのも欲しい」という声が多かったので、この「柿渋」仕様をまとめて発注しようかと思ってます。ご興味のある方はお声掛けください。2万円なかばくらいでご提供できると思います。