新年あけましておめでとうございます。
株式会社アドブレインは、本日1/5から2016年の業務をスタートさせました。
今年は、会社設立から10周年を迎える年でもあり、前日ゴルフ後に新年会で深酒したにもかかわらず、朝4時に目が醒めるという、いつも以上に気合いが入った仕事はじめとなりました。(笑)
今年は、消費税増税前ということもあり、一時的にプロモーションの仕事が増えそうな予感もしますが、どちらかというとその先の3年、5年、10年を見据えたソリューションの提供を行っていきたいと考えています。
ひとつは、「建てない建築を考える」です。
まだまだ新築をメインに捉えているクライアントも多いのですが、空き家率が13.5%を越える状況になっている今、さすがに新築を造り続けることのサポートばかりはしていられなくなってきました。
このままの状況が続けば、「設計して、施工して、監理して」というこれまでと同じような住宅建築への関わりができる機会は限られてくると思うのです。
単純にストック活用ということだけなく、工務店・設計事務所がこれまで当たり前にしてきた「建てる」という行為からどう脱却してビジネスにし得るかを考え、そこに提供できるソリューションを構築していきたいと考えています。
(2月にはそのヒントになる講座も開催予定です。)
もうひとつは、「つなげて」・「ひろげる」活動。
一昨年からスタートした工務店学舎では、これまでもいろいろな学びの場を提供してきましたが、今年も他では真似できない出来ないセッションや、他業種との交流を実現していこうと考えています。単なる名刺交換会的な異業種交流というのでなく、自社の事業展開のヒントはもちろん、互いの職能を活かし合える係づくりにもつとめていきます。
最後にブランディング。
フロー、ストック、どちらに展開していくかにしても、ブランド構築なしで成功はあり得ません。
これはここ数年来、弊社の主力ソリューションとして据えてきたものでもありますし、定評のあるアートディレクションにも磨きを掛けつつ、さらに本質的なところに踏み込んだ内容としていきます。
ブランディングに関しては、年間契約のような形でしっかりブランドを管理して成果を出すやり方と、
自ら学んでいただき礎を築く方法の、二つを用意していきます。
追記すると、ブランディングに絡めて、ウェブサイトの再構築にも積極的に取り組んでいきます。
関連会社の株式会社abデザインワークスの制作スキルがここ数年でかなりアップしてきましたので、モバイルフレンドリー化も含めて、ウェブサイトの再構築を考えていらしゃる方はぜひご相談いただけたらと思っています。
ということで、本年もよろしくお願いいたします。
最後に、この住宅業界苦難の時代をともに勝ち抜く意思表明として、強い生命力を持つアフリカローズの花束をインサートしておきます。
みなさん、今年も一緒に頑張りましょう。
株式会社アドブレイン
代表取締役 塚本浩史