先日の藝大の公開講座で編集マンの宮島竜治さんが、「デジタル化されたことであとからどうにでも修正できるようになり、現場での緊張感がなくなった気がする」と話されてました。
先日の撮影でも、現場が一部完成していないところがあり、「ここって、フォトショップでごまかせますか?」と聞かれたんですが、そうした緊張感のなさは、撮影云々は別としても仕事全体に蔓延しがちだなと感じました。
というのも、そういう自分も一日で数件ハシゴするときは時間の都合であとはパソコンで補正と割り切って撮ってしまうことが多いのですが、そうした意識があると、普段の撮影でも構図や水平取りなどが雑になりがちです。
自戒を込めて、記事にしておきます。
写真と本文は関係あるようでないような感じの1枚。(笑)