
小さな家。ネットの設計教室も終盤戦。今回のテーマは「街と家の間を考える」。
ゲスト講師に造園家の荻野寿也さんをお迎えして、植栽や外構から考える家づくりを学びました。
植栽や外構というと、予算配分のなかで後回しになったり省かれたりする場合が多い項目ですが、やはり、ここをしっかりと作り込むか否かで、暮らしのゆたかさが大きく変わってきます。荻野さんは造園から家づくりを考えるという発想ができる方で、おそらく一緒に仕事をしたら、家づくりそのものも変わってくるのではないかという印象を持ちました。
課題の講評でもアプローチの考え方やリビングと植栽の距離など具体的なアドバイスをいただき、参加者のみなさんもかなり刺激を受けたようでした。
次回が最終回ですが、こんなに刺激的な会が終わるのはさみしいとの声も聞いてますので、来期の設計教室のカリキュラムとは別に、今回の「卒業生」向けの企画は別でまた考えていけたらと思っています。