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いま、モデルハウスを建てるなら、ここは押さえておきたい!

昨年はモデルハウスを核としたブランディングやプロモーションを数多く手がけました(寄稿している新建ハウジングプラスワンの連載もそれがテーマでした)が、今年もいくつか手がけることになっています。

モデルきか前に相談がある場合と、おおよそのアウトラインが決まってから話が来る場合と、大きく二つのパターンがありますが、今年の場合、消費税増税というトピックがあることをどう捉えるかが、モデル成功の鍵となると言えます。

絶対条件として、(大きなトレンドを押さえた上で)増税後の市場に対応できるモデルハウスになっているかいうことがあります。

想定施主、価格帯、性能、テイストなど、自社の強みを具現化しつつ、二極化がさらに進むであろう今後の住宅市場に対応できるものになっているか、その点は、どこの時点の依頼であってもまず確認します。

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漠然と工務店で家を建てたいと思っている方は、「建築家やハウスメーカーみたいな家を自分たちの要望も取り入れて、安くつくりたい」と考えている方が多いので、いままで通りその層を狙うのか、建築家に負けない設計力やセンス、ハウスメーカーに負けない対応力などを身につけて、そうした既存の工務店像でない家づくりのスタイルをブランディングしていくのか、モデルハウスを計画する際にはしっかりと考えていただけたらと思っています。

よくある失敗は、経営者は二極化した上の層を狙いたいと思っているのに、現場サイドはいままでの顧客層に応えたいと思っていて、「こんな高い家は売れない」とか、準富裕層向けのモデルをつくったあとに「高そうって言われるので敷居を下げたい」というようなことを言いだすパターン。

これは、計画時にちゃんと想定施主が社内で共有されていないために起こる問題です。

プロモーションで「上」の層を呼び込むことは可能ですが、体制がそれに対応できるものになっていないと、ずるずると前の層に戻ることになります。

もっとも、ずるずる下がるということは、そこに需要があり、そこに対する対応力もそれなりにあるという訳ですから、そこを受注してもきちんと利益が出る家づくりを考えておくという手もありだと思います。

市場のφは小さくなる一方ですし、ボリュームゾーンの子育て世代の住宅取得予算も低下しているのは間違いないところですから、そうした現実的な「落としどころ」も意識した上で、今年のモデルハウスのプロモーションは考えていきたいと思っています。
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by adsan | 2016-02-04 10:51 | 今日も出張ってます。